02/09/2023 | Press release | Distributed by Public on 02/08/2023 20:10
株式会社内田洋行(本社:東京都中央区 代表取締役社長:大久保昇、以下内田洋行)は、国立大学法人東京大学(総長:藤井輝夫)の駒場アカデミック・ライティング・センター内の空間設計とICT機器の導入を行うとともに、東京大学とその教室を対象としたネーミングプランに関する協定を締結しましたのでお知らせいたします。
(左から)東京大学大学院総合文化研究科 教養学部等事務部長 小寺 孝幸氏、副研究科長・副学部長 真船 文隆氏、研究科長・学部長 森山 工氏、内田洋行 代表取締役社長 大久保 昇、駒場アカデミック・ライティング・センター副センター長 トンプソン 美恵子氏、執行役・副学長 社会連携本部長 津田 敦氏、内田洋行 執行役員 吉永 裕司、内田洋行 高等教育事業部 部長 小林 由昭
東京大学大学院総合文化研究科において、駒場アカデミック・ライティング・センターは、教養教育(リベラルアーツ教育)の実践の場として論文執筆のアカデミック・ライティングを重点化する人材育成を推進しています。
このような教育を発展させるために、東京大学では教育研究環境の充実も重視し、新たに駒場アカデミック・ライティング・センターの空間ICT環境整備を計画されました。
内田洋行では、様々な体験を通じて啓発し合う未来の学習空間「Future Class Room Laboratory®」を設計開発するなど、学生から社会人までの人材育成を行うための教育環境づくりやアクティブ・ラーニング、協働学習の構築で実績を有しています。駒場アカデミック・ライティング・センターの整備計画では、教室構築に参画するとともに、東京大学とネーミングプランの協定を締結し、「内田洋行 Future Class Room Laboratory」として教室をオープンします。
内田洋行では、これまで東京大学の教育環境において、本郷キャンパス教室へICT空間制御システムcodemari等を導入するほか、東京大学の全教職員1万人が活用する全学ポータル「UTokyo Portal」として「Microsoft 365®」(※)で構築するなど、東京大学と関わってまいりました。
高等教育の学修環境が今後大きく変化する中で、内田洋行は空間とICT基盤の構築の知見を生かして、新たな学修環境の推進や教職員の働き方変革などを通して東京大学に貢献してまいります。
「内田洋行 Future Class Room Laboratory」の名称は、様々な研究成果やノウハウを組み合わせながら、学生同士が相互に交流を行い、啓発し合う革新的な実験場という思いを込められています。
「内田洋行 Future Class Room Laboratory」は、駒場キャンパスのメインストリートである象徴的な銀杏並木に面した10号館の1階に位置しており、東京大学総合文化研究科・教養学部の学生が活用する教室でも中心的なものになります。教室内は可動式ファニチャーで、目的に応じながらグループワークを行い、躍動感のある議論を醸成します。室内に設置された可動式・固定式モニターや壁一面のスクリーンに、教員や学生がPCやスマホ、タブレットからデジタルコンテンツを画面投影するなど、授業や論文指導での新たなコミュニケーションの創出や教育・研究活動の促進を後押しします。ここでは学生面談や論文執筆の個別指導の教室として活用を行うとともに、今後は全学生を対象としたワークショップや研究発表会も開催予定です。協定において、東京大学 21KOMCEE(理想の教育棟)でのICT空間制御システム(codemari)の導入も予定しています。
施設名称:「内田洋行 Future Class Room Laboratory」
公募ネーミングプランの契約期間:2023年2月から2026年1月まで
会社名 | 国立大学法人東京大学 https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/index.html |
所在地 | 東京都文京区本郷7-3-1 |
代表者名 | 総長 藤井 輝夫 |
創 業 | 1877年(明治10年) |
「内田洋行とネーミングプランの協定を締結」
駒場キャンパス 10号館 1階 LL 教室の愛称を「内田洋行 Future Class Room Laboratory」に決定
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z0802_00032.html
東京学芸大学附属竹早小学校「SUGOI部屋」 【2022年】
普通教室では体験できない学習活動をメインに、今後の技術革新や、ICTを活用した多様な授業にフレキシブルに対応できる拡張性を持った教室空間。
筑波大学附属小学校「フューチャークラスルーム®」 【2013年】
1人1台のタブレット端末を有効活用する教育事例の開発を実施。教科毎に特色あるICTを活用した具体的な授業事例の開発や指導方法や学習環境の研究を筑波大学附属小学校と共同で行う。
東京学芸大学附属竹早小学校「SUGOI部屋」 【2022年】
普通教室では体験できない学習活動をメインに、今後の技術革新や、ICTを活用した多様な授業にフレキシブルに対応できる拡張性を持った教室空間。
筑波大学附属小学校「フューチャークラスルーム®」 【2013年】
1人1台のタブレット端末を有効活用する教育事例の開発を実施。教科毎に特色あるICTを活用した具体的な授業事例の開発や指導方法や学習環境の研究を筑波大学附属小学校と共同で行う。
内田洋行は、高等教育の分野においてICT学修環境の構築をはじめ、学生の主体的・対話的な学びを促進させるアクティブ・ラーニング教室やラーニング・コモンズの設計導入に取り組んでおります。また、証明書自動発行システムや学内情報ポータルサイトの構築も手掛けており、学修空間構築から学生サービスの向上支援まで幅広くビジネスを展開しております。2020年には北海道教育大学と、2021年には宮城教育大学と、それぞれ教員養成のためのICT人材育成に関する包括的事業連携協定を締結し、共同研究を通じて大学機関との多面的な連携にも力を入れております。
また、内田洋行は次世代の教育研究のために、1998年、内田洋行教育総合研究所を発足。総務省「フューチャースクール推進事業(2010年)」、文部科学省「学びのイノベーション事業(2011~2013年)」の参画など、産官学で研究を行っています。2016年にはインテル株式会社と「アクティブ・ラーニング」実現のための協業を発表しました。
2010年には未来の学習空間のあるべき姿として「フューチャークラスルーム®」を設計開発し、内田洋行新川本社、大阪支店に設置しました。2022年に「Future Class Room Laboratory®」として、学生同士が協働しながら創作活動や課題解決に取組み、相互に啓発し合う革新的な実験場として新たに商標を取得しています。
※「Microsoft365」は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
内田洋行は大規模なエンタープライズシステムの導入におけるマイクロソフトゴールドコンピテンシーに認定されています。
株式会社内田洋行
広報部 佐藤 将一郎・深澤 琴絵
TEL. 03(3555)4072 FAX. 03(3555)4620