Netflix Inc.

05/17/2021 | Press release | Distributed by Public on 05/18/2021 05:46

Netflix、ビシャ・K・アリ、Skyが、表現の機会が十分に得られていない脚本家をサポート→

Anne Mensah

イギリス・オリジナルシリーズ部門バイスプレジデント

Jane Millichip

Sky Studiosコンテンツ最高責任者

社会貢献

2021年5月17日
グローバルイギリス

多様性に富んだ、才能あふれるイギリスの作家たちを支援するために、もっとできることがある。エンターテインメント業界の一端を担う者として、NetflixとSkyはそう信じています。私たちの暮らすこの世界を反映した作品を作ること、そして製作に携わる、あらゆる職種のクリエイターたちに学ぶ機会を提供し、どんなバックグラウンドを持った人にも夢を持つきっかけを与えること、それが私たちの望みです。

私たちは、イギリスのTV業界に大きな進歩をもたらしました。しかし、今は休むべきときではありません。この業界における真の多様性は、物語を語る機会が誰に与えられるかにかかっています。そして、それを誰が決めているのかを考えてみると、物語を依頼する側にもっと多様性が必要なことがわかります。生きた経験と創造的なビジョンを組み合わせて、私たちの考えを形にできる監督や、ステレオタイプにとらわれない、多面性を持つ登場人物を生み出せる脚本家が必要なのです。

NetflixとSkyは、業界をさらに進歩させるべく、常に新しい方法を探しています。そして、業界の基準を変えるために、私たち2社が協力し、周囲を巻き込んで活動していくことが極めて重要だと信じています。

これが、私たちが今、6人の傑出した脚本家たちを対象とした1年間の脚本家フェローシッププログラムを立ち上げた理由です。プログラムを率いるのは、イギリス出身の脚本家ビシャ・K・アリ。脚本チームのメンバーとして「セックス・エデュケーション」シーズン1の製作に参加した彼女は、現在マーベルスタジオの「Ms. Marvel (原題)」の主任脚本家を務めています。プログラムの詳細は次の通りです:

  • NetflixやSkyからの委託でシリーズ作品の脚本を製作するチームの中で、実際の業務を体験できます。

  • プログラム終了後も、NetflixやSkyの委託を受けたチームのメンバーから、継続的なメンターシップサポートを受けられます。

  • 脚本家やプロデューサーらと共に、撮影現場でシャドースクリプトを製作する機会が得られます。

  • フェローシッププログラム期間中に発生する費用に対しては、全額奨学金が支給されます。

私たちは、黒人やアジア人など、現在映画・TV業界で十分な機会を与えられていない人種、民族の方々にチャンスを掴んでほしいと思っています。また、まだ自らの表現を見つけられていない脚本家の方にもぜひご応募いただきたいと思っています。応募の際には、必ず完成版の脚本 (全体) を提出してください。

この業界が、あらゆる人種や民族を反映したものになるまでの道のりは長いでしょう。しかし、このフェローシッププログラムが正しい方向を示す1歩になると私たちは信じています。1つのスタジオ、1つのプログラム、1人の人間だけでは、業界を変えることはできません。でも、力を合わせればきっと、この業界を、たくさんの物語が多様な人々の声で語られる、より開かれた場所にすることが可能なはずです。